屋根
2026年8月2日 12:19 pm

「台風の暴風で屋根材が飛んでしまった…」 「大きな地震のあと、屋根にひび割れやズレが起きている気がする」

日本は毎年のように巨大台風が上陸し、大規模な地震のリスクにも晒されている災害大国です。特に名古屋市をはじめとする東海エリアは、南海トラフ巨大地震への備えや、毎年の台風・線状降水帯による暴風雨対策が急務とされています。

災害時に一見「なんとか無事だった」ように見える屋根であっても、目に見えないダメージが残っているケースは少なくありません。そして最も恐ろしいのは、災害そのもの(一次被害)よりも、その後に発生する「二次災害」です。

この記事では、台風や地震によって屋根に生じるリスクと、それが引き起こす恐ろしい二次災害のメカニズム、そして被害を最小限に抑えるための点検・事前対策について詳しくご紹介します。

1. 台風・地震が屋根に与える「一次被害」の実態

まずは、台風や地震の直後に屋根にどのようなダメージ(一次被害)が発生するのかを整理しましょう。

台風による一次被害

・屋根材の飛散・捲れ(まくれ):強風・暴風によってスレート板や金属屋根、瓦が吹き飛ばされる。

・板金(棟板金)の浮き・脱落:屋根の頂上部分を押さえている金属板金が風で煽られて外れる。

・飛来物による破損:近隣から飛んできた看板や瓦、折れた枝などが衝突して屋根材が割れる。

地震による一次被害

・瓦のズレ・落ち・割れ:強い揺れによって、屋根の上面にある瓦同士の噛み合わせが外れ、地上へ落下する。

・コンクリート・スレートのひび割れ(クラック):建物全体の揺れに耐えきれず、屋根材や塗膜にひびが入る。

・漆喰(しっくい)の崩壊:和瓦の固定に使われている漆喰が揺れで崩れ、瓦が不安定になる。

2. 本当に怖い!屋根から広がる「4大二次災害」

一次被害を放置したり、気づかずに過ごしたりすることで発生するのが「二次災害」です。二次災害は、住まいの資産価値を著しく低下させるだけでなく、第三者への危害や巨額の損害賠償問題へ発展する危険性があります。

二次災害① 内部への深刻な雨漏りと「構造体の腐食」

屋根材が割れたり飛散したりすると、下地にある防水シート(ルーフィング)が剥き出しになります。その状態で次の雨が降ると、確実に内部へ雨水が侵入します。 木造住宅であれば柱や梁が腐食して建物の耐震性が大幅に低下し、RC造(鉄筋コンクリート造)であっても内部の鉄筋がサビて爆裂現象を起こします。

二次災害② 飛散事故・落下事故による「近隣被害・賠償責任」

揺れで浮いた瓦や、風で剥がれかかった棟板金をそのままにしておくと、次に吹く強風で一気に吹き飛びます。

  • 近隣の家屋や車を傷つける
  • 通行人に直撃して怪我をさせる・最悪の場合は死亡事故になる

もし日頃のメンテナンスを怠っていた(予見できたのに放置していた)とみなされた場合、管理怠慢として「工作物責任(民法717条)」を問われ、多額の賠償金が発生するリスクがあります。

二次災害③ カビ・シロアリの発生と「健康被害」

雨漏りによって壁の内側や屋根裏が常に湿った状態になると、湿気を好むシロアリが大発生します。シロアリが建物の骨組みを食い荒らすと、住まいとしての寿命は一気に短くなります。 また、室内に発生した黒カビの胞子を吸い込むことで、喘息やアレルギー症状など住人の健康被害につながります。

二次災害④ 漏電火災(電気系統のトラブル)

屋根からの雨漏りが天井裏を通る電気配線や分電盤に達すると、漏電を引き起こします。最悪の場合、スパークした火花が原因で「漏電火災」が発生し、家全体が全焼するという最悪の事態になりかねません。

3. 台風・地震のあとにやるべき「安全な確認方法」

災害が過ぎ去ったあと、「自分の家の屋根は大丈夫か?」を確認したいと思うのは当然です。しかし、決してご自身で屋根の上に登ってはいけません。

被災後の屋根は瓦が滑りやすくなっていたり、下地が腐って底抜けしたりする危険があり、転落死亡事故が毎年のように発生しています。

ご自身でできる安全なチェック方法

  1. 地上から目視で確認する:離れた場所や道路から、外壁や屋根の端(棟板金や瓦の並び)に乱れがないか見る。
  2. 2階の窓から見える範囲を確認する:安全な室内から、見える範囲の屋根の異常をチェックする。
  3. 庭や敷地内に見慣れないゴミが落ちていないか探す:割れた瓦の破片、釘、金属の破片、漆喰の白い粉などが落ちていれば、屋根が破損しているサインです。
  4. 天井や壁にシミができていないか見る:室内のクロス(壁紙)に浮きやシミ、カビ臭さがないか確認する。

4. 被害を受けたときの対処法と「火災保険」の活用

もし台風などの自然災害で屋根が破損してしまった場合、条件を満たせば「火災保険(風災補修)」を活用して自己負担を抑えて修繕できる可能性があります。

火災保険が適用できるケース(風災・雪災など)

  • 台風の暴風で屋根材や棟板金が吹き飛ばされた
  • 突風・竜巻で飛んできた物によって屋根が割れた

※なお、地震による屋根の破損は通常の火災保険では対象外となり、「地震保険」の契約が必要となります。また、経年劣化による破損は保険の適用外となります。

応急処置(ブルーシート対応)はプロに頼む

次の雨が降るまでの「ブルーシート張り」などの応急処置も、二次災害を防ぐために不可欠です。しかしこれも高所での危険作業となるため、信頼できる地元の塗装・板金業者へ迅速に依頼しましょう。

5. 台風・地震に強い屋根へ!おすすめの事前防災改修

二次災害を未然に防ぐためには、災害が来る前の「予防修繕」が最も有効です。

  • 屋根の軽量化(防災瓦・ガルバリウム鋼板への葺き替え・カバー工法) 重い日本瓦から、軽量な金属屋根(ガルバリウム鋼板)に変えることで、建物の重心が下がり、地震の揺れを30%〜40%近く軽減できます。
  • ガイドライン工法(防災施工)による瓦の固定 瓦屋根の場合、最新の基準(全数ビス留め)で施工し直すことで、大型台風の暴風や強い揺れでもズレたり飛散したりしない屋根に生まれ変わります。
  • 定期的なシーリング打ち替え・ビス留め直し 板金を固定している釘の抜けやシーリングの切れを10年ごとにメンテナンスしておくことで、風で煽られるリスクを最小限に減らせます。

災害時の屋根トラブルは「二次災害の防止」が命の鍵

台風や地震によって生じた屋根の小さな破損は、放置すればするほど「雨漏り」「建物の腐食」「飛来物による賠償事故」といった深刻な二次災害へと発展します。

「これくらいなら大丈夫だろう」と自己判断せず、大雨や巨大地震が来る前に、そして被災直後の二次災害を防ぐために、専門業者による点検・メンテナンスを受けましょう。

名古屋市外壁・屋根塗装 無料見積

名古屋市で台風や地震による屋根の被害が気になる方は、ぜひ有限会社塗政へご相談ください。

台風や地震の後は、一見問題がないように見えても、屋根材のズレやひび割れ、板金の浮きなどが発生している場合があります。そのまま放置すると、雨漏りや建物内部の腐食、飛散事故などの二次災害につながる恐れがあります。

有限会社塗政では、屋根の状態を丁寧に点検し、必要に応じて部分補修から屋根修理・屋根リフォームまで、お住まいに最適な施工をご提案いたします。

「災害後の屋根が心配」「雨漏りする前に点検したい」「火災保険が使えるか相談したい」という方も、お気軽にご相談ください。

地域密着ならではの迅速な対応と豊富な施工実績で、お客様の大切なお住まいを災害から守るための屋根点検・修繕をサポートいたします。

【対応工事】
屋根点検・メンテナンス/災害後の屋根点検/雨漏り修理/屋根修理/屋根補修/棟板金交換/瓦屋根修理/スレート屋根修理/トタン屋根修理/屋根カバー工法/屋根葺き替え/屋根塗装/コーキング補修/野地板交換/防水工事/外壁塗装/シーリング工事

【対応建物】
戸建て/マンション/アパート/倉庫/事務所/ビル

【対応エリア】
愛知県全般
(名古屋市・東海市・大府市・豊明市・刈谷市・知立市・安城市・日進市・長久手市・一宮市 ほか)

三重県
(桑名市・木曽岬町・川越町・朝日町・四日市市)

岐阜県
(岐阜市・岐南町・笠松町・羽島市・各務原市・瑞穂市)

施工後もアフターフォローを行い、大切なお住まいを安心塗装でお守りします!

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