名古屋市外壁の苔
2025年7月20日 8:45 am

外壁に「苔(こけ)」や「藻(も)」が生えてしまうと、見た目が悪くなるだけでなく、建物の劣化を早める原因にもなります。特に湿度が高く、日当たりが悪い場所では、苔や藻が発生しやすい環境です。

この記事では、苔・藻が外壁に発生する原因とその影響、さらに効果的な対策方法について詳しく解説します。

外壁 苔

■なぜ外壁に苔や藻が生えるのか?

外壁に苔や藻が発生する主な原因は、「湿気」と「日光不足」、そして「汚れの付着」という三つの要素が重なることにあります。これらの条件がそろうと、苔や藻が繁殖しやすい環境が形成されます。

1. 湿気が多い環境

苔や藻は水分を必要とするため、雨が多く湿度の高い環境では特に繁殖しやすいです。
東海地方は日本の中でも比較的湿度が高い地域で、梅雨や夏場は特に空気中の水分が多くなります。また、雨水が外壁に長時間残ったり、風通しが悪い場所では湿気がこもりやすく、苔や藻の増殖に絶好の環境となってしまいます。

2. 日当たりの悪さ

苔や藻は直射日光を嫌い、日陰や北向きの壁面など太陽光が当たりにくい場所に好んで繁殖します。
太陽の紫外線には殺菌作用があるため、日当たりの良い外壁は苔や藻が育ちにくいのです。逆に、木々の影や隣家の影になる壁面、屋根の軒下などは湿気が抜けにくく、苔・藻の温床になりやすいのです。

3. 外壁の素材や表面の状態

窯業系サイディングやモルタル、コンクリートなどの多孔質素材は、表面に細かな凹凸や微細な孔があるため、そこに水分や汚れが溜まりやすくなっています。
このような素材は苔や藻の胞子が根付きやすい環境を作り出し、発生を助長します。

また、外壁に付着したホコリや土埃、排気ガスなどの汚れは苔や藻の栄養源になるため、定期的な洗浄がされていないと繁殖リスクが高まります。

4. 建物周囲の環境要因

・庭木や植栽が外壁に近い位置にある場合、そこから胞子が飛散しやすい
・雨どいや排水設備の詰まりで雨水が外壁に流れやすい箇所ができる
・風通しが悪く、湿気がこもりやすい狭い通路や建物間の隙間

こういった環境的要因も苔や藻の発生を助長します。

このように、苔や藻は単に「見た目の問題」だけでなく、外壁の素材や周囲環境、気候条件が密接に関係しているため、発生したら根本原因を把握して対策を取ることが非常に重要です。


■ 苔や藻が外壁に与える悪影響

外壁に苔や藻が発生すると、見た目の美観が損なわれるだけでなく、建物の耐久性や安全性にさまざまな悪影響を及ぼします。放置すると大きなトラブルに発展する可能性もあるため、早めの対処が重要です。

1. 美観の低下と住宅価値の減少

苔や藻は緑色や黒ずんだ色で外壁を覆うため、建物全体の印象が古びて見えたり、手入れが行き届いていないようなマイナスイメージを与えます。
これは外観の劣化として顕著で、売却や賃貸を考えた際に住宅の資産価値を下げる要因にもなりかねません。

2. 外壁材の劣化促進

苔や藻はただ表面に付着しているだけでなく、根のような細かな繊維を外壁の微細な隙間や孔に入り込みます。
これにより、

・外壁の小さなひび割れが広がる
・水分が外壁内部に浸透しやすくなる
・塗膜の密着性が低下し、剥がれやすくなる
など、建材の劣化を加速させる原因となります。

特に、窯業系サイディングやモルタル壁などの多孔質素材は水分を吸いやすいため、苔や藻によるダメージが深刻になりやすいです。

3. 塗装の耐久性低下

苔や藻が繁殖している状態で塗装を行うと、塗料がしっかりと外壁に密着しません。
その結果、

・塗膜の剥がれやすさが増す
・塗装の寿命が大幅に短くなる
・再塗装の頻度が高まり、結果的にコストが増える
といった問題が発生します。

4. 建物内部への水分浸入リスク

苔や藻が外壁に繁殖すると、外壁の隙間やひび割れからの水分浸入が起きやすくなります。
これにより、壁内部の木材や断熱材が湿気を帯び、腐食やカビの発生を引き起こす可能性があります。

こうした状態は、
・建物の構造強度の低下
・健康被害(カビアレルギーなど)のリスク増加
を招くため、見過ごせない問題です。

5. 滑りやすさによる安全面の問題

外壁の一部に苔や藻が付着すると、その部分が濡れているときに非常に滑りやすくなることがあります。
特に階段や通路の壁面、ベランダ周りなど、日常の通行に関わる箇所での苔の発生は、転倒や事故の原因になることもあります。

苔や藻は見た目の問題だけでなく、外壁材の劣化や塗装の持ちを悪くし、建物の安全性や健康にも影響を及ぼします。
特に湿気が多い場所では早めの対策が必要です。苔・藻の発生を見つけたら、早期に専門業者に相談し、適切な除去と防止措置をとることが大切です。


■ 効果的な苔・藻の除去と予防法

1. 定期的な高圧洗浄

苔や藻をしっかり落とすには、専門の高圧洗浄が有効です。ご家庭のホースでは取りきれない根まで洗い流せます。

2. 専用薬剤の使用

除苔剤や防藻剤を使用して、苔や藻の再発を抑えます。環境に配慮した薬剤もありますのでご相談ください。

3. 適切な外壁塗装・コーティング

耐藻性・防カビ性のある塗料を選ぶことで、苔や藻の再発を予防できます。
特に名古屋市南区のような湿潤な環境では、こうした塗料選びが重要です。

4. 周囲環境の改善

木々の剪定で日当たりを良くしたり、雨どいの詰まりを防ぐことで湿気の滞留を減らしましょう。


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